弘経寺鐘楼 1棟(ぐぎょうじしょうろう)
指定番号
第12号
指定年月日
昭和58年3月1日
所在地
豊岡町甲1番地1
桁行(けたゆき)3間、梁間(はりま)3間、切妻造(きりつまづくり)、桟瓦葺(さんかわらぶき)の建物で、本堂の南東側に建つ。基壇は加工した切石を積んだもので、1.5メートルの高さを持つ。内部は格天井(ごうてんじょう)とし、中央に鐘を釣るための穴が設けられているが、梵鐘(ぼんしょう)は戦時中の供出により失われている。
建築年代を知る資料は今のところ発見されていないが、建築様式から判断すると18世紀後半のものと推定される。桁行・梁間とも4.8メートル。
現在、基壇上の構造物については復元に向けて解体、保存しております。