策定背景
常総インターチェンジ周辺地区は、常総市中央部、鬼怒川東部に位置し、国道294号、県道土浦坂東線及び、圏央道常総インターチェンジに面しており、広域アクセス性に特化していることから、産業系土地利用の需要が高まっている地区です。
本市では、地域の活性化を図るため、産業用地の確保と維持を重要な施策として掲げており、本地区は、常総市都市計画マスタープランにおいて、都市の活力を創出するための新たな産業機能集積を進める地区として位置付けられています。一方で本地区は、本市鬼怒川東部に広がる一団の農地の一部でもあり、本市の基幹産業である農業を生かし、生産から加工・流通・販売までを一連で担う6次産業化の拠点として、市全体の農業振興の核となる土地利用を図るアグリサイエンスバレー構想地として定められた地区です。
このような動向を踏まえ、参入企業の良好な操業環境を図ると共に、周辺環境との調和を踏まえた良好な産業拠点を形成するため地区計画を定めるものです。