大塚戸のムクノキ(おおつかどのむくのき) 1株
指定番号
第10号
指定年月日
昭和56年12月10日
所在地
大塚戸町786番地
ムクノキはムクエノキとも呼ばれるが、エノキとは属を異にする。しかし、エノキの赤褐色の実も、ムクノキの紫黒色の実も甘いので、子供たちは"さとのみ(砂糖の実?)"と呼び、よく口にした。ムクノキの名は大木になると樹皮が縦に割れて剥げ落ちるところから"剥げエノキ"と呼ばれ、転じて"ムクエノキ""ムクノキ"となったとも言われる。守谷市から坂東市へ通じる将門街道または銚子街道と呼ばれる県道沿いに位置する。ムクノキの分布は、茨城県中部を北限とし、本州・四国・九州から中国大陸、インドシナに及ぶ。ニレ科ムクノキ属・胸高幹周580センチメートル・樹高20メートル。