峯薬師様大椎(みねやくしさまおおしい) 1株
指定番
第41号
指定年月日
平成2年1月8日
所在地
篠山681番地1
峯の薬師堂は、地元では室町時代のころに建てられたとされ、その境内地に聳え立つシイ(スダジイ)は、薬師堂の開基の折に植えられ、樹齢は500年ほどになると伝えられている。シイは、ブナ科に属する常緑高木で、大きいものは高さが25メートルにも達する。向石下の法輪寺、杉山の山王にも同じように大きなシイがあり、三本椎と呼ばれ親しまれてきたが、大正時代に向石下、杉山では枯れてしまい、峯のみが現存する。
古木ということもあり、根元から樹高5〜6メートルあたりまでは、空洞化が進んでいる。目通り幹周590センチメートル。