7月26日、常総市・下妻市・八千代町は「交流連携協定」並びに「災害時における相互応援協定」を、下妻市役所において締結しました。「競争」から「共創」へ、今後は3市町で力を合わせ住民サービスの向上につなげていきます。
趣旨・目的
3市町は、旧結城郡にあり、鬼怒川の水運などで発展した歴史や文化で深い関係があります。人口減少社会に、単独自治体で課題解決に取り組むには人員や財政面から限界があり、今後は共通する課題へ共同で取り組み、解決していくことが求められます。
本協定の連携事項については、隣接市町という強みを生かし、市民交流、シティプロモーション、災害支援などの様々な分野で連携・協力します。特に災害支援の分野においては、水害を経験した常総市の経験や知識をもとに、県内において例の見ない、より強固で柔軟な連携・協力体制の構築を目指すこととし、交流連携協定とあわせて、防災協定を締結いたしました。
連携事項
交流連携協定
（1）市町政の共通課題に係る共同調査・研究などに関すること。
（2）市町民の交流促進に関すること。
（3）移住定住促進に向けた情報発信に関すること。
（4）観光・農業振興などに向けた施策推進に関すること。
（5）地域資源の相互活用などに関すること。
（6）災害時の相互応援に関すること。
災害時における相互応援協定
相互応援のひとつとして、デジタル技術を活用した支援に取組む。また、派遣職員を被災市町の市町長の指揮の下に活動することを明示し、より柔軟に相互支援を行うこととする。
（1）応急対策等に必要な物品や資機材の提供
（2）救援及び救助活動に必要な車両等の提供
（3）救援、応急対策等に必要な職員の派遣
（4）応援機関の現地対策本部の設置場所の提供
（5）受援担当要員の派遣
（6）デジタル技術を活用した支援