民生委員・児童委員について
民生委員・児童委員とは
民生委員・児童委員は、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱される住民の見守りや相談活動を行う福祉のボランティアです。また、民生委員は児童福祉法に定める児童委員を兼ねています。社会奉仕の精神に基づいて、生活に困っている方、障がいのある方、児童の問題、母子(父子)や高齢者から相談されたことを行政や関係機関に連絡する「つなぎ役」として活躍しています。任期は3年で再任も可能です。仕事をしながら活動する委員もたくさんいます。
主任児童委員とは
子どもや子育てに関する支援を専門に担当する民生委員・児童委員です。担当区域をもたず、学校や児童委員と連携しながら子育て支援や、児童健全育成活動などに取り組んでいます。
民生委員児童委員協議会について
常総市には、法定民児協(単位民児協)とされる協議会が2つあります。
・常総市水海道地区民生委員児童委員協議会(旧水海道地区) 定数68名 うち主任児童委員2名
・常総市石下地区民生委員児童委員協議会(旧石下地区) 定数38名 うち主任児童委員2名
こんな事例で活躍しています
・「最近会社を解雇され、生活に困っている人がいる。」
・「ひとり暮らしのおばあちゃんが最近よく徘徊していて心配だ。」
・「隣の家から怒鳴り声と子どもが泣く声が聞こえる。もしかしたら虐待ではないか。」
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こうした相談が寄せられたら、民生委員・児童委員は市役所や関係機関へ連絡をする「つなぎ役」としての役割を果たしています。
民生委員・児童委員には法に基づく守秘義務があり、相談内容の秘密は守られます。お困りのときは、地区の民生委員・児童委員にご相談ください。ご自身の担当地区の委員がわからない場合は、社会福祉課社会係までお問い合わせください。
救急医療情報キットについて
救急医療情報キットとは、救急および緊急時に迅速な支援が行えるよう、緊急連絡先やかかりつけ医等の情報を書かれた現況調査票を容器に入れ自宅の冷蔵庫等に保管することで、万が一の場合に備えることを目的としており、現在約1,000名が登録されています。おもに日中・夜間に同居者が不在となり、ひとりになることの多い高齢者(65歳以上の方)や、障がい者、要介護者などの方々が対象となります。年1回、担当民生委員・児童委員を通して現況調査票に変更がないか確認を実施しています。
平成27年9月関東・東北豪雨災害に関する視察研修の受け入れについて
当時の状況や活動内容に関する視察研修のご依頼を他市民児協様より数多くいただいており、ご支援に対する感謝を込めて、できる限り受け入れさせていただいておりますが、一斉改選等により当時活動していた委員も少なくなっています。令和6年度から、委員負担軽減のため、受け入れは年間2団体様までとさせていただいておりますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
令和6年8月8日現在:令和6年度の受け入れは終了いたしました。