水海道神楽(みつかいどうかぐら)
指定番号
第30号
指定年月日
平成11年4月14日
所在地
水海道栄町2616番地
保持団体
水海道神楽保存会楽々会
水海道神楽は、水海道村、水海道町の時代から八幡神社、水海道天神社の祭礼を中心に街の発展と繁栄を祈願して演じられてきた。伝承や町の古老の記憶などにより、明治〜昭和初期には盛んに演じられたとされ、終戦直後は一時衰退するものの、現在は保存会の手によって伝承されている。神楽は、(1)囃子(2)三番叟(3)神楽(4)獅子(5)仕丁目の順に上演され、三番叟、神楽の演目は上演する祭り・行事の内容に合わせて選ばれる。
現在は、旧水海道町の一大行事である祇園祭においても、山車の上でこの神楽の一部が演じられており、郷土の歴史に深く溶け込んだ伝統芸能として、永く護り伝えていきたい。