国民健康保険制度(国保)とは
私たちは、ふだん健康であっても、いつどこで病気になったりケガをするかわかりません。国保とは、加入者がそれぞれ収入、家族数に応じて保険税を出し合い、いざと言うときに備えて助け合うという「相互扶助」を目的とした制度です。
国保に加入する人
職場の健康保険や後期高齢者医療制度に加入している人や生活保護を受けている人以外は、すべて国保に加入しなければなりません。
国保の加入日は、それまでの健康保険や生活保護の資格が喪失した日です。国民健康保険税も加入日の属する月から計算されます。
退職者医療制度
退職者医療制度は平成27年3月末で廃止されましたが、それまで退職被保険者だった人が65歳になるまでの間は、平成27年4月以降も引き続き退職者医療制度の対象となり、退職者医療制度の保険証が交付されます。
対象となるのは、長い間(20年以上、又は40歳以降の勤務が10年以上)会社や官公庁などに勤め、退職して平成27年3月までに国民健康保険に加入していて、厚生年金や共済年金など国民年金以外の公的年金を受けている人(及びその被扶養者)で、65歳になった月の月末(1日生まれの人は、65歳になる前日)まで「退職者医療制度」で医療を受けることになります。