現在、国内において、様々な感染症が流行しています。市民の皆様のお一人おひとりの日頃からの予防が、感染症の流行拡大を防ぐことに大きくつながります。特に、乳幼児や高齢者は重症化しやすいため、より注意が必要です。また、これからのシーズン(秋以降)は気温が徐々に低下し、それに伴って湿度が下がり空気が乾燥しやすくなります。空気が乾燥すると、ウイルスや細菌が空気中に飛びやすく、感染症が流行しやすくなるため、日頃の感染症対策(手洗い、咳エチケット、場面に応じたマスクの着用など)を徹底し、感染症の発症を予防をしましょう。
県内の感染症情報
県内感染症発生状況(主な定点把握対象疾患) 第47週:11月18日~11月24日
- インフルエンザ:県内1医療機関あたり1.29人、つくば保健所管内1医療機関あたり2.33人
- 新型コロナウイルス感染症:県内1医療機関あたり1.95人、つくば保健所管内1医療機関あたり2.20人
- 手足口病:県内1医療機関あたり3.00人、つくば保健所管内1医療機関あたり2.89人
- マイコプラズマ肺炎:県内1医療機関あたり3.85人、つくば保健所管内1医療機関あたり12.00人
※これら感染症のほか、現在国内では、様々な感染症の発症が報告されています。引き続き、感染予防の徹底をお願いいたします。
【参考】茨城県感染症流行情報2024年第47週(11月18日~11月24日)
※定点把握とは、県内医療機関のうち定点として指定した医療機関から患者数の報告を受け、報告のあった定点医療機関数で割り返した数値をもって対象疾患の流行状況を把握する方法をいいます。
【参考】感染症データと医療・健康情報(※NHKホームページ)
※国立感染症研究所が発表したデータに基づいた全国の感染症流行状況が公開されています。
海外渡航における感染症に注意しましょう!
長期休暇などのシーズンは、人の移動が増加することが予想されます。
海外においては依然として、日本国内に存在しない感染症や、国内よりも高い頻度で発生している感染症があることが報告されており、海外に滞在している間にこれらに感染するリスクがあります。
海外へ渡航する際は、出国前に渡航先の感染症の発生状況を把握し、必要な感染対策を行うなどをして、感染予防をしましょう。
※海外旅行後の体調不良には、思わぬ感染症が潜んでいる可能性があります。発熱等の症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
受診できる医療機関を探したい方へ
基本的な感染症対策を徹底しましょう!