木造如来立像及び二脇侍立像(もくぞうにょらいりゅうぞうおよびにわきじりゅうぞう)3躯
指定番号
第44号
指定年月日
平成13年12月1日
所在地
豊田1956番地
宗心院は、本豊田の竜心寺3世花雲芳春の開山とされるが、豊田将基(政幹)の開基とも伝えられており、開山以前から存在していたらしいが宗派などはわかっていない。天正6(1578)年の豊田氏滅亡後、下妻多賀谷氏の影響を受けて、竜心寺の末寺として曹洞宗に改宗されたものと考えられる。
本像は、宗心院跡地に建つ豊田中央公民館に収められた、善光寺式阿弥陀三尊像で、銅造の左脇侍は室町時代の作、木造の中尊・右脇侍は江戸時代前半の補作であり製作時期が異なる。
像高:中尊24.2センチメートル,左脇侍16.5センチメートル、右脇侍17.1センチメートル。