木版画(渡辺氏)

木版画(渡辺氏)

木版画(もくはんが)
指定番号 第49号
指定年月日 平成17年3月1日
所在地 新石下4001番地7
保持者 渡辺和夫

浮世絵を題材とする木版画は、浮世絵師が浮世絵を描き、彫り師が絵を版木に彫りこみ、摺り師が版木に彩色して紙に摺りこんで一つの作品が完成する。保持者の渡辺氏は、東京の彫り師大倉半兵衛氏に弟子入りの後、彫り師として独立し、常総市において技術を伝承し、最近は伝統的な技法を生かした現代作家の作品も制作している。彫りは、江戸時代の方法そのままに、厚さ3センチメートルほどの山桜の版木に、和紙の版下を裏返しに貼りつけ、版木に文字や絵を写し取り、小刀やノミを使って削っていく。浮世絵は、歌麿や広重のように絵師の名前が目立ってしまいがちであるが、伝統的な美術作品を支える貴重な技術である。

このページの内容に関するお問い合わせ先

生涯学習課

〒300-2793 常総市新石下4310-1(石下庁舎内)

電話番号:0297-23-2111

ファクス番号:0297-44-7646

メールでお問い合わせをする

アンケート

常総市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。

Q.このページはお役に立ちましたか?

なお、ご意見・ご感想等がございましたら、「メールでお問い合わせをする」に必要事項を記載のうえ、送信ください。

メールでお問い合わせをする
  • 【ID】P-1387
  • 【更新日】2015年3月19日
  • 【アクセス数】
  • 印刷する