六所塚(ろくしょづか) 1基
指定番号
第39号
指定年月日
平成2年1月8日
所在地
蔵持251番地
六所塚は、六十六塚といわれ、かつては85基の古墳が確認された、鬼怒川右岸の神子女(みこのめ)古墳群内に所在する。一説には、平将門もしくは将門の父良将が埋葬されているともいわれるが、詳細は定かではない。墳丘は、前方後円墳で全長70mを測り、群内で最大の規模を誇る。神子女古墳群に現存する古墳は、開発などにより20数基が確認されるのみとなっており、一部は削平されているものの、古墳群内では唯一の前方後円墳であり、良好な状態で保存が図られており、大変貴重な文化財である。