農作業事故に気をつけましょう!
農作業を行う上で,安全の確保はとても重要です。
茨城県内で令和4年に発生した農作業事故件数は,183件でした。
茨城県内でも死亡事故が発生し,年間約10名もの命が失われています。
また,近年は夏場の農作業事故(熱中症含む)の発生割合が高くなっております。
農作業の安全対策を見直し,事故の防止に努めましょう。
夏場の作業では熱中症対策をしましょう。
夏場は農作業中に熱中症になる人が増えています。
気温が高い時間帯を避けて作業を行い,作業前・作業中の水分補給やこまめな休憩を心がけましょう。
農業機械は安全・適切に使用しましょう。
安全対策が講じられた農業機械を導入しましょう。
安全フレーム,キャビン付きトラクターを使用し,低速車マークの設置,シートベルト・ヘルメットを着用しましょう。
作業中断時には,エンジン必ず止める習慣を身につけましょう。
道路を走行する農業機械には,夜間の追突事故を防止するため,「低速車マーク」や「反射テープ」を装着しましょう。
農薬の適正な取扱いの徹底をしましょう。
除草剤,殺菌剤等に農薬は,安全性や効果を確認したうえで周辺農地や住宅,動植物等への影響を飛散防止に努めましょう。
万が一の事故に備えて,労災保険に加入しましょう。
労災保険は,雇用労働の業務災害時の補償を目的とする公的保険ですが,自営農業者であっても,一定の要件を満たしていれば加入できる特別加入制度があります。
労災保険について詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)をご参照ください。