平成26年8月28日から10月6日において、市施設のアスベスト含有調査を行いましたので結果をご報告いたします。
定性・定量分析
アスベスト特定建築資材の試料を現地において採取し、対象6種(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、アクチノライト、アンソフィライト、トレモライト)について、定性分析調査(試料にどんな成分が含まれているかを調査すること)を実施しました。
さらに、定性分析によりアスベストの含有が判明した箇所については、定量分析(試料中にある成分量を調査すること)を実施しました。
対象施設
33施設
62箇所(アスベストが含有されている資材等が使われていると疑われる箇所)
基準値
アスベスト含有率0.1パーセントを超えるもの
調査結果
6施設、10箇所で基準値を超えるアスベストの含有が確認されました。
空気中濃度測定
上記の分析で基準値を超えるアスベストの含有が確認された6施設10か所について、空気中石綿濃度測定を実施しました。
対象施設
6施設
10箇所
基準値
石綿粉じん濃度10f/Lを超えるもの
調査結果
全ての箇所において定量下限値未満(0.5f/L未満)で、飛散の状況はありませんでした。
調査結果については下記のリンクをご覧ください。
今後の対応について
調査の結果、全ての施設において飛散の状況は無く安全性は確認できましたが、アスベストの含有が確認された箇所については、利用者等の安全を最優先に考えて、直ちに除去等の措置を行うものとします。