洪水被害を軽減する水田での取組「田んぼダム」について

田んぼダムとは

田んぼダムとは、水田に降った雨水を一時的に貯めて、時間をかけてゆっくりと排水することで、水路や河川の水位の上昇を抑制し,河川流域における市街地や農地の洪水被害の軽減を図る取組のことです。

田んぼダムのしくみ

水田の落水口に流出量を抑制するための堰板や小さな穴の開いた調整板などの器具を取り付けることで、水田に降った雨水を時間をかけてゆっくりと排水します。落水口が塩ビ管であっても別の方法で流出量を抑制することは可能です。

田んぼダムのしくみイメージ

常総市での取組

常総市では、茨城県が令和元年度から区画整理を行っている三坂地区の土地改良事業区域で田んぼダムを導入しています。
令和5年度現在では、写真のように区域内水田総面積約47ヘクタールのうち約26ヘクタールで田んぼダムに取組んでおり、施工中の残りの約21ヘクタールでも導入予定です。

田んぼダムは狭い範囲での取組では十分な効果を発揮できません。今後は、三坂地区以外の広範囲な地域で田んぼダムに取組んでもらうよう、地元農家の皆様や土地改良区などと協議し推進していく予定です。

田んぼダム三坂地区1 田んぼダム三坂地区2

関連情報

流域治水や田んぼダムについて(農林水産省ホームページ)

 

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  • 【更新日】2024年1月12日
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