紺紙金泥阿弥陀経

紺紙金泥阿弥陀経

紺紙金泥阿弥陀経(こんしこんでいあみだきょう)4巻

指定番号

第7号

指定年月日

昭和56年12月10日

所在地

豊岡町甲1番地1

天樹院(千姫)が寛文6(1666)年逝去(せいきょ)するに及んで、その菩提を弔うため千姫の孫が書写したものである。千姫は、大坂落城後、本多忠刻に再嫁し、姫路城にて1男1女をもうけ、男子幸千代は早世するが、女子勝姫は長じて岡山城主池田光政に嫁ぎ、1男4女をもうけた。経巻奥書には「本田(多)下野守殿奥方」とあり、勝姫の長女奈阿姫がこの書き写した人物であることがわかる。
経巻は、紺色に染めた紙に金泥(金文字)で浄土三部経を写したもので、巻頭には仏画を配し、4巻よりなる。経巻は漆塗・金箔の御紋箱に納められ、巻末には弘経寺第18世萬撫上人(寛文年間在職)の署名もあり、この経巻が寛文年間(1661〜1673)に書写されたものであることがわかる。

  • 仏説無量寿経巻上縦25.2センチメートル横10.30メートル
  • 仏説無量寿経巻下縦25.2センチメートル横10.66メートル
  • 仏説観無量寿経縦25.2センチメートル横8.70メートル
  • 仏説阿弥陀経縦25.2センチメートル横2.95メートル

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  • 【更新日】2015年3月19日
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