この度、保健推進課の発達相談業務において、業務を委託している公認心理師の一人がその検査記録の情報が保存されたUSBメモリ1個を紛失し、現在も所在が確認できない事案が発生いたしました。市政に対する市民の皆様の信頼を損なう事態となり、深く反省しお詫び申し上げます。今後、こうした事案を発生させないよう、再発防止に取り組んでまいります。
1.事案の経緯
発達相談業務では、相談のほか必要に応じ発達検査が行われます。検査によっては、ひとり1時間~2時間近くかかることもあり、その後、結果の分析や今後の方向性を示す報告書を数時間かかり作成しています。当該公認心理師においては、業務委託を受けるようになった当初から相談業務実施後に行う報告書作成業務を自宅パソコンで実施することが常態化していました。その際に作成した報告書データは、当該公認心理師が所有するUSBメモリに保存していました。
令和8年8月5日(水曜日)当該公認心理師が他自治体の発達相談業務のため、自家用車で外出し、この業務の空き時間を利用して、当市の報告書作成を行う予定で自宅よりUSBメモリ1個を持ち出しました。結果的には、そこでの作業は実施されずに自宅に持ち帰り、8月6日に改めて自宅で作業を実施しようとしたところUSBメモリが見当たらなかったということでした。その後、当日の行動範囲等捜索を継続してきましたが、9月4日(金曜日)に当該公認心理師から発見できなかった旨が文書にて報告されました。
2.紛失データ
対象人数が不明のため、保健推進課に残る当該公認心理師が作成し提出した紙の報告書をすべて調査いたしました。その結果、発達検査結果報告書は、氏名、生年月日、検査当時の所属(幼稚園、保育園名)が入った568件であり、複数回数検査を受けている方もいるため、実人数は420名でした。なお、現在までに情報漏洩等の被害は確認されておりません。また、今回のデータのみでは住所連絡先等が特定されることはありません。
3.発生原因
(1)公認心理師がUSBメモリでパスワード等のセキュリティ対策を講じずに個人情報を保存していたこと。
(2)通常、自宅でのみしていた作業を外出先(仕事先)でしようとUSBメモリを自宅から持ち出したこと。
(3)USBメモリの保管方法と搬送方法が十分な管理によるものではなかったこと。
(4)保健推進課では、自宅での報告書作成作業は容認しておりましたが、個人情報の保存や保管方法及び搬送方法を把握していなかったこと。
4.判明後の対応
(1)今後の検査結果報告書は、保健センター内で作成するように統一いたしました。
(2)当該公認心理師には、自宅内、自家用車内及び外出先の再捜索を依頼いたしました。
(3)令和8年9月8日(火曜日)に対象者あてに個人通知文(お詫び)を発送いたしました。
5.今後における再発防止策
(1)発達相談業務の報告書作成作業は、委託時間内に外部と切り離された記録専用パソコンを使用して、相談内容や検査結果を相談・検査会場内でまとめることといたします。
(2)市が発注する委託業務等全体に対しても、常総市情報セキュリティポリシーに準拠した個人情報の取り扱いについて、その周知を徹底いたします。
6.この件に関する問い合わせ先
電話番号 0297-23-2111 (内線4850・4851)
開設期間 9月9日(水曜日)~10月9日(金曜日)
受付時間 平日10:00~19:00
7.市長コメント
市民の信頼を大きく損ねるだけでなく、ご心配ご迷惑をおかけする事案を発生させてしまい、誠に申し訳ございません。今後、このようなことが起こらないように法令順守を徹底し、市民の皆様の信頼を回復できるよう全力で取り組んでまいります。