第5回 多文化共生推進員視察研修
日時
令和6年12月13日(金曜日)
視察場所
群馬県邑楽郡大泉町
内容
- 第5回(12月13日(金曜日))
午前:大泉町職員による研修会(大泉町の取組、概要説明・大泉町多文化共生コミュニティセンター視察)
午後:現地視察・日本定住資料館見学・大泉町観光協会による研修
今回は、視察研修として、多文化共生の先進地として有名な自治体のひとつである群馬県邑楽郡大泉町(5人に1人が外国人のまち)へ向かいました。
前半は、大泉町役場職員の方々に大泉町の概要を説明いただき、その後、大泉町多文化共生コミュニティセンターを案内いただきました。大泉町は、面積では群馬県で一番小さいまちでありながら、観光協会と協力して、多文化共生のまち・観光のまちとしてPRするだけではなく、企業誘致にも力をいれ、多くの企業の誘致も積極的に行っています。また、外国人が暮らしやすいまちづくりが、町民にとって当たり前のこととして行われています。「外国人も同じ住民である」と研修の中での説明にありました。これは、常総市にも言えることではないでしょうか。
後半は、大泉町観光協会の職員の方に同行いただき多国籍スーパー見学・日本定住資料館見学のあと大泉町観光協会による研修が行われました。こちらでは、大泉町がどうしてここまで出稼ぎとして来日した外国人を受け入れ、多文化共生のまちとなったのかの歴史を学ぶとともに、外国人集住のまちを観光へ繋げている大泉町観光協会の取組を学びました。
帰りのバスでは、話で盛り上がる推進員さんが多くおり、この視察研修は、多文化共生の学びだけでなく、多文化共生推進員の方々の心の距離も近くなった研修となりました。
今回の視察研修で学んださまざまな取組事例のなかから、常総市でもできることを多文化共生推進員の方々が実践に向かっていけるよう市としてもサポートしていきます。
本事業は、一般財団法人自治体国際化協会の多文化共生のまちづくり促進事業の助成を受けて実施しています。