常総市には多くの外国人住民が居住しており、その数は市の人口の1割以上を占め、人口比率では県内1位となっています。
国籍も様々で、約50か国もの方が暮らしています。
外国人住民の方は、言葉の壁や文化の違いなどから疎外感や困難を感じたり、災害時に適切な情報を得られない、ルールが分からないために、例えば、正しいごみの分別ができないなどの問題に直面することがあります。
市民とともに考える課では、国籍に関わらず、より住みやすい地域づくりを目指すため、常総市に住む日本人と外国人のかけはしとなるような活動をしていただける方を多文化共生推進員として認定する事業を行っています。
認定に当たっては、市が開催する多文化共生についての研修会に参加していただくこととなります。
この事業は令和6年度から始まり、初年度は21人の方が多文化共生推進員として認定を受けました。
外国の方に日本語を教えたり、外国の文化などを知るためのイベントを実施するなど、各々の推進員ができる範囲での活動をするほか、市の事業と連携して活動することもあります。
多文化共生推進員養成研修
多文化共生推進員として認定を受けるため、2~3回程度の研修に参加していただきます。
常総市の多文化共生推進のため、日本人と外国人のかけはしとなるような活動をしていただける高校生以上の方を対象としています。
※国籍は問いません。
詳しくは募集ページをご覧ください。
多文化共生推進員スキルアップ研修
多文化共生推進員として認定された方を対象に、地域課題解決に向けた活動のための研修を行っています。
令和7年度は日本語学習サポート、ごみの分別と防災について、講師の方々と共に企画立案から実践まで行い、日本人も外国人も住みやすい地域づくりに向けた活動を行います。
多文化共生推進員について詳しく知りたい方、少しでも興味がある方はお気軽に問い合わせください。
今年度の本事業は、一般財団法人自治体国際化協会の多文化共生のまちづくり促進事業の助成を受けて実施します。