策定の概要
国土強靭化とは
大きな自然災害に見舞われても、人命と社会に大きな被害を与えないよう、また速やかに被害の回復を行えるように日頃から対策をおこなうことです。
常総市国土強靭化地域計画策定の背景
今後いつ起こるかわからない自然災害から、市民の方々を守るため、これまでの災害の教訓と対策を取込んだ「強さ」と「しなやかさ」を持った災害に強いまちづくりを目指し「常総市国土強靱化地域計画」を策定しました。
※国土強靭化基本法第十条の規定に基づき定めました。
位置づけと計画期間
この計画は、国や県の計画や、常総市総合計画「じょうそう未来創生プラン」と整合・調和を図り、常総市の国土強靭化に関する事業を総合的・計画的に進める指針として位置付けます。
計画期間は、令和3年度(2021年度)から令和9年度(2027年度)までの7年間とします。
地域防災計画と国土強靭化地域計画の違い
常総市地域防災計画は、災害予防・応急体制整備などの災害準備段階から発災後を計画の対象としているのに対し、常総市国土強靭化計画では、平時のまちづくりから災害予防までの発災前を計画の対象としています。
計画の内容
基本目標
次の4項目を基本目標としました。
- 人命の保護が最大限図られること
- 市および社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること
- 市民の財産および公共施設に係る被害の最小化
- 迅速な復旧復興
目指す将来都市像
じょうそう未来創生プランに掲げる 「みんなでつくる しあわせのまち じょうそう」の実現のため、 常総市国土強靭化地域計画では、 「ずっと安心が続くまち 防災先進都市じょうそう」を目指します。
推進方針
行政機能、住宅と都市、物流、老朽化対策などの分野ごとに、ハード対策及び防災意識啓発事業などのソフト対策を計画し、事業を進めていきます。
常総市国土強靭化地域計画の特色
常総市の計画には次のような特色があります。
- 平成27年関東・東北豪雨災害の教訓と取組み
- じょうそう未来創生プランとの整合・調和
- 防災先進都市の実現に向けた施策・取組み
- 農地、農業に関する記載
- 多文化共生社会