令和2年度までの行政評価では、市に裁量の余地がある事業のうち、常総市が目指すまちづくりの指針である総合計画「じょうそう未来創生プラン」の重点施策に位置付けられている事業を対象として実施してきました。そして令和3年度より、「じょうそう未来創生プラン」との連動をさらに強化した行政評価に生まれ変わりました。
まちづくり達成状況報告書とは
「じょうそう未来創生プラン」で掲げている目標に対する現在の状況を確認するとともに、その反省点を踏まえて今後の計画を立案するためのシートです。 これを用いることにより、まちづくりの成果がどの程度上がっているのかをより明確にすることができます。
まちづくり達成状況報告書の構成
「じょうそう未来創生プラン」基本計画に定められている施策の体系のうち、施策ごとにまちづくり達成状況報告書を作成しています。まちづくり達成状況報告書は、1ページ目の総括表と、2ページ目以降の事業別表の2種類のシートで構成されています。総括表では施策(分野)ごとの評価を、事業別表では事務事業(取組み)に対する評価を行っています。
まちづくり達成状況報告書の見方
総括表
1.総合計画上の位置付け
総括表に記載されている施策が、「じょうそう未来創生プラン」基本計画の施策の体系のどこに位置付けられたものであるかを示しています。
2.主要事業と関連部署
施策の下位分類である施策の方向と、それに紐付いた事務事業(2ページ以降の事業別表に記載されている事業)及びその担当部署の一覧です。
3.目標
「じょうそう未来創生プラン」基本計画に掲載されている、施策ごとに設定されている目標を記載しています。
4.当該年度の取組状況への意見
行政改革懇談会(市民)からの、施策全体に対する意見を記載しています。また、目標の達成状況を市民目線から3段階で評価しています。
- ハートマーク1つ…もっと力を入れて欲しい
- ハートマーク2つ…今のままで良い
- ハートマーク3つ…十分に達成(満足)している
事業別表
1.事業の説明
事業名
事務事業の名称を記載しています。
担当
事務事業の担当部署を記載しています。
予算科目
予算書上でのこの事務事業の位置付けを記載しています。
事業の目的
この事務事業を何のために実施するのか、何を目指しているのかを記載しています。
2.総合計画上の位置付け
この事務事業が「じょうそう未来創生プラン」基本計画の施策の体系のどこに位置付けられたものであるかを示しています。
3.成果指標
事務事業の目的を達成するために、事務事業の進捗状況の「ものさし」として事業担当者が設定しているものです。
4〜6.【Do】これまでの実績と現在の取組み(現年度〜前々年度)
予算額
その年度に割り当てられている金額を記載しています。
(当初の)成果目標
その年度に達成したい成果指標の目標値を記載しています。
成果実績
その年度の末時点での成果指標の実績値を記載しています。
実施内容と改善点
その年度に実施する内容と、その前年度からの改善点を記載しています。
7.【Check】前年度実績の評価と分析
評価
前年度の事務事業の結果を、事業担当者の目線から記載しています。
分析
評価について、なぜそうなったのか、どこに原因があるのかを、事業担当者の目線から記載しています。
8.【Action】今後に向けた改善点
行政改革懇談会(市民)の意見や行政改革推進本部(庁内組織)の評価を受け、事業担当者が今後の事務事業の方向性を記載しています。
9〜10.【Plan】今後の計画(翌年度〜翌々々年度)
予算額
その年度に割り当てられている金額を記載しています。
成果目標
その年度に達成したい成果指標の目標値を記載しています。
実施内容
【Action】今後に向けた改善点を考慮した、翌年度に実施する内容を記載しています。