策定の趣旨
近年,全国的に農業従事者の高齢化や減少が続くなか,常総市においても農業者の高齢化や後継者不足により農業者の減少が続き,耕作放棄地が増加するなど,今後さらなる農業生産力の低下が懸念され,本市の農業を取り巻く環境は極めて厳しいものとなっています。
このような状況のなか,本市の農業の持続的な発展には,担い手農家への集約・規模拡大を推進すると共に,新規就農者の育成や,経営規模にかかわらず意欲のある農家が経営を持続できるような,魅力ある産業としての農業を確立することが必要であり,その実現に向け,将来目指すべき方向性やその方策を明確にした農業施策の新たな指針として「常総市農業基本計画」を策定したものです。
計画期間
2019(平成31)年度から2023(令和5)年度までの5年間
目指すべき方向
「環境と共生し,付加価値を生み出す農業を育てる」
本市は,2027年度までの10年間を計画期間とした,新たな「総合計画(じょうそう未来創生プラン)」を策定しました。「みんなでつくる しあわせのまちじょうそう ~あの人がいるからこのまちがすき~」を将来都市像に定め,「じょうそう3「た」のまちづくり(楽しい,為になる,頼りにされるまちづくり)」を基本理念に掲げ,市民と行政との協働により進めていくところです。農業分野においても,じょうそう未来創生プランを踏まえながら常総市の豊かな水と肥沃な大地に恵まれた環境を活かした「環境と共生し,付加価値を生み出す農業」を目指します。
基本方針
「農業基盤の整備」と「農業経営の強化」の2つを柱に,今後の常総市農業をどのように活性化させていくのか,実現可能な農業施策を展開していきます。
農業基本計画(2019-2023) [PDF形式/3.33MB]