学校適正配置とは
少子化の進行により、学校の小規模化が進んでいる状況の中で、義務教育段階の学校は、単に教科等の知識や技能を習得させるだけでなく、児童生徒が集団の中で、多様な考えに触れ、認め合い、切磋琢磨することを通じて思考力や表現力、判断力、問題解決能力などを育み、社会性や規範意識を身に付けさせることが重要になります。
そうした教育を行うためには、一定の規模の児童生徒集団が確保されていることや、経験年数、専門性、男女比等についてバランスのとれた教職員集団が配置されていることが望ましいとされています。学校適正配置は、このような良好な教育環境を将来にわたって継続的に確保していくための取り組みです。
本市では、将来の児童生徒数の状況や、学校施設の老朽化の状況などを考慮しながら、常総市における適正な規模及び配置について、保護者のみなさまや地域の方々との対話を通じて、たくさんのご意見をいただきながら進めてまいります。
市内小中学校の状況
市内小中学校の児童生徒数及びクラス数を比較すると、昭和62年と令和2年で比較すると約48%の減少となっており、令和2年と令和16年を比較しても、さらに約37%の減少することが予測されています。
学校の小規模化進むことによるメリット・デメリット
市内小中学校適正配置組み合わせ案について
市では、平成22年8月に答申をいただいた「市立学校の適正な配置、規模及び通学区域について」を踏まえ、この度市教育委員会が作成した以下の組み合わせ案をたたき台として、市立小中学校適正配置の検討を進めていきます。
小中学校適正配置取り組み状況 [PDF形式/358.56KB]
※令和3年7月時点