令和7年8月5日(火曜日)に,日本赤十字社が支援している大洋州気候変動対策事業の一環として,フィジー,ソロモン,ツバル,キリバス各国の赤十字社から選出されたユース・ボランティア4名が来庁されました。
本事業は,各国の若者による気候変動への適応策の活動を促進するためのビデオコンペで優秀者として選出されたユース・ボランティアが来日し,うち常総市での視察研修は,地域の防災や災害対応の取り組みに触れることを目的としています。
当日は,常総市長,副市長および日本赤十字社常総市奉仕団が出席し,要配慮者向けメニューのトマトカレーやポトフの炊き出し訓練を行いました。その後,平成27年関東・東北豪雨災害の概要説明,ならびにその際に行われた日赤奉仕団の活動について話し,炊き出しで提供されたメニューを喫食しました。参加者同士による意見交換会も実施され,参加者からは「平時からこのような災害に備えた訓練を行っていることを見て,大変勉強になりました。自国に持ち帰って活かしたい」との感想も寄せられました。当市にとっても貴重で意義深い時間となりました。
今後も,赤十字活動や防災の取り組みを通じて,地域の発展に貢献してまいります。