更新日:2015年1月30日

鉄切付盛上黒漆碁石頭縹糸素掛威二枚胴具足

(写真)鉄切付盛上黒漆碁石頭縹糸素掛威二枚胴具足

鉄切付盛上黒漆碁石頭縹糸素掛威二枚胴具足(てつきりつけもりあげくろうるしごいしがしらはなだいとすがけおどしにまいどうぐそく)  1具
指定番号 第6号
指定年月日 昭和56年12月10日
所在地 豊岡町甲1番地1

 「名越の甲冑(かっちゅう)」と称し、弘経寺に所蔵されてきた品である。名越家は北条氏支族であり、鎌倉幕府滅亡のときには執権北条高時に殉じ一族34人が自刃している。弘経寺開山の嘆誉良肇(たんよりょうちょう)はこの名越家の嫡流(ちゃくりゅう)であり、この縁をもって後世本具足が弘経寺に寄贈されたものと考えられる。
 この具足は、縫延桶側胴具足とも称し、胴・袖に室町時代末期から桃山時代にかけて流行した一様式を見ることができる。華麗さはないが、実戦的な中にも威糸・礼(さね)等に変化と装飾を加えるなど着用者の風尚(ふうしょう)が偲ばれる。特に、兜(かぶと)には無名ながらも室町時代末期の相州甲冑師の特徴がうかがえる優れた技巧が尽くされている。時代・地域・流派の特徴と当時の戦闘の様相がわかる貴重な資料といえよう。胴総高62センチメートル,鉢高21.4センチメートル。

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