更新日:2021年1月28日
給食物資の放射性物質測定の終了について
学校給食センターでは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災以降、給食で使用する食材の放射能検査を実施してまいりましたが、検査開始時から約10年が経過し、検査において国の基準値を超える食材が一度もなかったこと、さらに国の出荷制限や都道府県の検査などにより、放射性物質に汚染された食品が市場に流通することのない対策がとられていることから、児童生徒の安全安心を脅かす事例はないと判断し、令和3年度以降は定期的な給食食材の放射能検査を終了させていただきます。
なお、放射性物質に汚染された食材が市場に流通した事例が報道されるなど、給食食材への混入が懸念される事象が発生した際には、臨時に検査を実施することといたします。
皆さまのご理解をお願いいたします。
【検査対象とした物質】
ヨウ素131 半減期8日
セシウム134 半減期2.1年
セシウム137 半減期30年
※放射性物質は壊変を繰り返し、最終的な安定した物質へ変化すると放射線を放出しなくなります。半減期とは、放射性物質が持っている放射線を出す能力が半分になる期間のことです。
【食品衛生法に基づく国の基準値】
一般食品 1キログラムあたり100ベクレル
乳幼児食品・牛乳 1キログラムあたり50ベクレル
飲料水 1キログラムあたり10ベクレル
【常総市独自の基準】
一般食品 1キログラムあたり30ベクレル
【検査で検出された物質】
平成23年11月:ゆず(セシウム134が31ベクレル 137が31ベクレル)
平成25年2月:レンコン(セシウム134が7ベクレル 137が9ベクレル)
児童生徒の安全安心と保護者の皆様の不安払拭のため、国の基準よりも厳格な数値で運用するとともにわずかでも検出された場合は使用せず、給食献立の変更で対応いたしました。
以降、給食食材では放射能の検出はありません。
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豊岡学校給食センター
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