更新日:2022年5月23日
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンについて
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの積極的勧奨再開について
子宮頸がん予防ワクチンの接種については、平成23年11月26日から国の「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」として、接種費用助成により広く接種が行われ、その後、平成25年4月1日からは、定期接種として接種が開始されました。
しかし、子宮頸がん予防ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛(痛み)がワクチン接種後に特異的に見られたことから、平成25年6月14日に、厚生労働省から定期の予防接種について、積極的な接種勧奨を差し控える通知が示されました。
その後、積極的勧奨が差控えとなっていた間、国の審議会でワクチンの安全性や有効性等に関する議論がなされ、令和3年11月26日に子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないとされたことから、令和4年4月1日以降、積極的勧奨が再開されることになりました。
接種にあたっては、リーフレット等をご参照いただき、期待される効果や、予想される副反応等について、ご理解いただき接種についてご検討ください。
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について(厚生労働省)
キャッチアップ接種について
積極的勧奨の差控えにより、接種機会を逃した方に対するキャッチアップ接種について令和4年4月1日から開始されました。
対象の方は無料でワクチン接種を行うことができますので、ご検討ください。
・対 象 者:平成9年4月2日から平成18年4月1日に生まれた女子
・実施期間:令和4年4月1日から令和7年3月末までの3年間
接種機会の確保の観点から、キャッチアップ接種の期間中に定期接種の対象から新たに外れる世代(平成18年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた女子及び平成19年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女子)についても順次、キャッチアップ接種の対象者となります。
中学校1年生以上の対象となる方へご案内と予診票を発送しました。
【予診票発送時期】
対象者 | 発送時期 |
中学校1年生~高校1年生相当の女子 | 令和4年4月14日 |
キャッチアップ対象者 | 令和4年4月14日 |
- 常総市で把握している令和4年2月までの接種歴をもとに予診票を発送しました。令和4年3月から本通知が届く間の接種分や転入された方で予診票交付申請をしていない方の接種歴や自費で受けた接種歴は、発送前に確認できない為、すでに接種済み分の予診票が届く場合があります。母子健康手帳などをご確認いただき、すでに接種済みの場合は、お手数ですが、余分な予診票は破棄していただきますようお願いいたします。
小学校6年生の方については、標準的接種年齢が中学1年生からとなっているため、 今回、一斉には発送しませんが、ご希望の方には郵送することができます。その際は、保健推進課(0297−23−3111)へご連絡ください。
対象者
定期接種対象者
接種時に常総市に住民登録がある小学6年生から高校1年生相当年齢の女子
キャッチアップ対象者(積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方)
接種時に常総市に住民登録がある平成9年4月2日以降に生まれた女子で定期接種期間に接種を完了していない方
接種期間
定期接種対象者
小学6年生の4月1日から高校1年生相当になる年度の3月31日まで
※平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子で、定期接種期間に接種が完了しなかった場合、定期接種期間終了後、令和7年3月31日までキャッチアップ接種対象期間となり、令和7年3月31日まで無料で接種できます。しかし、接種に適した時期は、中学校1年生であり、16歳頃までに接種するのが最も効果が高いため、希望される方は早めの接種が推奨されます。
キャッチアップ対象者(積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方)
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
※通常、全3回の接種を終えるまでに約6カ月の期間がかかります。
ワクチンの種類と接種間隔
定期接種で受けることができるワクチンは、サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)の2種類あります。いずれも子宮頸がんに大きく関与している16型・18型を含むワクチンです。
どちらのワクチンも接種回数は合計3回ですが、接種間隔が異なります。
全3回、同一のワクチンを筋肉内接種します。
ワクチンの種類 | 回数 | 接種間隔 |
サーバリックス(2価) | 3回 |
2回目:1回目の接種から1か月後 ただし、当該方法をとることができない場合は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種し、3回目の接種は、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおくこと。 |
ガーダシル(4価) | 3回 |
2回目:1回目の接種から2か月後 ただし、当該方法をとることができない場合は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種し、3回目の接種は、2回目の接種から3か月以上の間隔をおくこと。 |
接種医療機関
医療機関に予約をしてからおでかけください。
医療機関名 | 電話番号 |
植竹医院 | 0297-23-1135 |
水海道西部病院 | 0297-24-1211 |
しば医院 | 0297-30-4811 |
みらい平こどもクリニック | 0297-47-2251 |
みらいの森キッズクリニック | 0297-21-9342 |
しばたキッズクリニック | 0297-21-0811 |
もりや小児科医院 | 0297-20-6737 |
えのもと小児科 | 0297-45-2121 |
守谷こどものこころとからだのクリニック | 0297-45-4192 |
学園の森キッズクリニック | 029-856-7100 |
つくばキッズクリニック | 029-836-2825 |
なないろキッズクリニック | 029-886-7716 |
その他県内の実施医療機関で接種が可能です。詳しくは「茨城県医師会ホームページ」をご覧ください。
県外の医療機関で接種を希望する場合は、事前に保健推進課(0297−23−3111)にご相談ください。
接種をする際の持ち物
・母子健康手帳(接種歴のわかるもの)
・予診票
・健康保険証等
・同意書(13歳以上16歳未満の方で、保護者が同伴しない場合のみ必要)
接種にあたっての注意事項
- 予防接種を受ける前に、予診票に添えられた説明書やリーフレットなどをご覧いただき、この予防接種による期待される効果や、予想される副反応等について、接種を受ける本人もよく理解して受けてください。
- 予防接種後に血管迷走神経反射として失神があらわれることがあるので、転倒等を防止するため、注射の後の移動の際には、保護者または医療従事者が腕を持つなどして付き添い、接種後30分程度、体重を預けられる場所で座らせるなどした上で、なるべく立ち上がらないようにし様子をみます。
- 13歳以上16歳未満の場合、保護者の記入した予診票と同意書を持参することで、お子さんだけでの接種も可能ですが、急な体調変化を来たす恐れもあるため、保護者の同伴をお勧めします。
- 妊娠している人、またはその可能性がある人は原則接種を控えます。
- 新型コロナワクチンを接種する場合、新型コロナワクチンを接種する前後に、他の種類のワクチンを受ける際は、原則13日以上の間隔をあける必要がありますので接種間隔にご注意ください。
相談窓口
●厚生労働省の相談窓口
子宮頸がん予防ワクチンの接種についての相談を受け付けています。
電話番号:050-3818-2242
受付時間:月曜日から金曜日 午前9時から午後5時
(ただし、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)を除く。)
●茨城県の相談窓口
子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)の予防接種を受けた後に体調が悪くなった方からのご相談をお受けするため、県で相談窓口を設置しています。
【医療、救済などに関すること】
保健医療部感染症対策課予防・対策グループ
電話番号:029-301-3219
【学校生活に関すること】
教育庁学校教育部保健体育課健康教育推進室
電話番号029-301-5349
【受付日時】月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時15分
(ただし、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)を除く。)
子宮頸がん予防接種についての情報
接種の検討にあたって、下記の情報をお役立てください。
リーフレットは、接種を受ける前にお読みください。
ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
HPVワクチンに関する厚生労働省通知・事務連絡(厚生労働省ホームページ)
小学校6年から高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(リーフレット概要版)
小学校6年から高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(リーフレット詳細版)
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(リーフレット受けた後版)
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保健推進課
〒303-0005 茨城県常総市水海道森下町4434番地2(保健センター内)
電話番号:0297-23-3111(直通)
お問い合わせフォーム
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