更新日:2021年10月28日
埋蔵文化財について
埋蔵文化財の取り扱いについての解説
埋蔵文化財とは
埋蔵文化財とは、土地に埋蔵されている文化財を指し、主に遺跡と呼称されています。埋蔵文化財の存在が知られている土地の事を周知の埋蔵文化財包蔵地と呼び、その範囲内での開発に関する手続き等を各自治体で行っております。
文化財保護法における埋蔵文化財
文化財保護法では、周知の埋蔵文化財包蔵地において住宅を建設したり、土木工事などの開発事業を行う場合、事前の届出をすることになっております。
この為、開発事業予定地に遺跡があるかどうかを確認する必要がありますので、市教育委員会への御確認をお願いしております。
遺跡があると確認された場合には調査について協議が必要となります。
遺跡について、都道府県・政令指定都市等の教育委員会はその取り扱い方法を決めます。そして協議の結果、やむをえず遺跡を現状のまま保存できない場合には事前に発掘調査を行って遺跡の記録を残し(記録保存)、その経費については開発事業者に協力を求めています(事業者負担)。ただし、個人が営利目的ではなく行う住宅建設等、事業者に調査経費の負担を求めることが適当でないと考えられる場合には、国庫補助等、公費により実施される制度があります。
埋蔵文化財の照会
その土地が周知の埋蔵文化財包蔵地であるか否かについて、市教育委員会にて確認することが可能です。以下の2通りの包蔵地照会手続きを利用することができます。
◇ファックスまたはメールでの回答の場合
対象の土地の場所がわかる地図と地番が記載されたものをファックスまたはメールにて送付してください。お送りいただいた連絡先に埋蔵文化財の有無についてご連絡いたします。
メール、もしくはファックスで返答するため、記録に残らず、公的な証明等としての提出や利用ができません。あくまで予備的調査のみにご利用ください。
ファックス:0297−44−7646
メールアドレス:bunka@city.joso.lg.jp
◇書面回答の場合
現地確認依頼書に必要事項を記入し、添付書類と共に常総市教育委員会生涯学習課まで提出してください。郵送での提出も可能です。
農地転用や開発許可等、公的書類の提出の際には現地確認依頼書に対する回答書を御使用ください。必要・不要については各提出先機関へお問い合わせをお願いいたします。
現地確認依頼書の様式はこちらから
埋蔵文化財現地確認調査依頼書 (WORD:32KB)
埋蔵文化財現地確認調査依頼書 (PDF:87.1KB)
住宅建築の場合の記入例のダウンロード(PDF形式)
埋蔵文化財記入例 (PDF:102.9KB)
周知の埋蔵文化財包蔵地の位置について
おおまかな位置に関して、いばらきデジタルまっぷにて閲覧することが可能です。
http://www2.wagmap.jp/ibaraki//top/select.asp?dtp=34
常総市以外の包蔵地のおおまかな位置を知ることができます
市所有の埋蔵文化財包蔵地地図と誤差がありますので、参考程度の利用にとどめ、正確な確認は常総市教育委員会生涯学習課までお願いいたします。
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生涯学習課
〒300-2793 茨城県常総市新石下4310番地1
電話番号:0297-23-2111
社会教育係:内線8420、青少年係:内線8430、
文化係:内線8410、スポーツ振興係:内線8511
お問い合わせフォーム
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